トラウトの聖地と呼ばれるこの湖「中禅寺湖」ですが、その聖地と呼ばれる理由は、この湖で巡り合うトラウト達への特別な思いを知るからこそが聖地たる一番の理由なのではないでしゅか・・・・・・?
さて、この聖地中禅寺湖は日頃より湖の西側半分を永久禁漁区に設定しています。
理由はいろいろだと思います「自然保護などとか・・・」ただ、今年はその西側を特別に解禁するとゆうこと。過去にも数回解禁されていますが中禅寺湖に通い20年以上の私も機会に恵まれず一度もトライしたことのない憧れの場所。当然、今回の特別解禁はその憧れの地に立つために応募をして行くことができました。そうなると格好のテストができます。
前日の19時30分に立木駐車場を出発。
現地に先行しているグループと落ち合う為に暗闇を歩き続けると「この看板」
やっと辿り着きましたが・・・・・・。そうです、今回はこの先まで行くのです。
「未体験ポイント」しかし、残雪残る山道は思いのほか厳しくハード。着いたのは22時30分 約3時間の道のりでした。軽い夕食を食べ寝ることにしますが、寒くて眠れません。寒い中禅寺湖は皆慣れているのですが、今回は歩いてくるために軽量した事が裏目に出たようです。ほぼ全員ろくに眠れず解禁時間の4時になり釣りがスタートしました。
予想ではスタート数等で必ず反応があると決めていましたが隣の同行者が3投目でレイクをヒット。その後、バイトが数発あるようで彼は興奮気味で盛り上がり次はブラウンを見事釣り上げました。おめでとう・・・・・・O氏
しかし、私には全く反応がなくまさかの「乗り遅れ感」が過ります。
魚が居ないのか? ポイントが悪いのか? アプローチが悪いのか?
そんな事はない必ずいるはず・・・・と信じて投げること1時間半後・・・・やっと来ました。小さいですが西側初のレイクです・・・・!
その後すぐに良いレイクを掛けるがネット際でバラし・・・・・・!
ただ、ドラマ魚がこのバラした数投後にやってくるとは思いもよらず。
今年で3年目の開発スプーン「ガーディアン」
近年のスライド系スプーンとしての特徴と他とは違う味付けでテスト期間も長引いていますが釣果だけは毎回出てくれる優れ物でもあります。今回もカラーテストを兼ねての実釣となりました。
小レイクが釣れた後、同じゾーンを狙うと大きいひったくるアタリ・・・・・・
手前のブレイク付近でしたのでいきなりエム・ラルウァ88HSが一気に弧を描き曲がります。比較的パワーのあるスプーンロッドが魚の走りに追従して柔軟に対応してくれ浮いてきた魚を見るとブラウンと確認。
緊張のあまりランディングを2回ほど失敗しましたが無事にネットに入った魚は・・・・
「ブラウントラウト64cm」
エグイ顔つきの雄です。
ガーディアンを見事に加えてのメモリアルフィッシュに感動を覚えます。
そして、自分の開発したスプーンに良くも食らいついてくれたという喜びの気持ちと
正影氏がプロデュースしたエム・ラルウァ88HSに感謝をしてお別れします・・・・。
で、この一匹で十分に納得した今回の特別解禁、基本的にはポイントムラも多く数が出たポイントや朝だけのポイントなどと、どこでも釣れる感じではないという事が解りました。
幾らノンープレッシャーとはいえ魚の居るポイントは限られています。それがネイティブの魅力でもあります。ただガーディアンのカラーについては課題も残り引き続き色のテストを今期は継続しますのでお楽しみ下さい。
《今回のタックル》
ロッド=エム・ラルウァ88HS
リール=セルテート2508
ライン=テレメトリーPE1号
リーダー=フロロ3号
ルアー=プロトスプーン「仮名ガーディアン」
森田Pでした〜(^^)v