REPORT

[開発レポート]Newロッドテスト

こんにちはテスター清水栄次です。
ここまで陽気が良いと気分はブラックバスですね(笑)
私のフィッシングライフの中では、冬はエリア、夏はバス・・・・・このローテーションが長年の決まりでもあります。

さて今回は、エリアロッドテスト・・・・・・・
以前から密かにテストしているロッドの長いバージョンの仕上げをチェックすべく緑に変わった東山湖に訪れました。

久しぶりに、この地に立ち一望した時に今シーズンの熱い東山湖のトーナメントシーンが蘇りました。我々ディスプラウトチームのホームエリアでもありDSベビーバイブを武器に戦った大会のシーンは今も鮮明に記憶の中に残っています。

振り返ると、「トラキン第1戦トライアル東山湖」森田Pが組み上げた「エキスパート復活への道」は完璧とも言える結果となり復活を決める。そして、「トラキン地方予選IDFカップin 東山湖」。激戦の予選の中、3位サドンを制し私がエキスパート進出を決める。
年が明けて、「相模屋様のペアー大会」、森田Pとタックを組んで狙い、見事優勝
なぜかマグナムチームが2位・・・・という最高の一日となりました。

迎えた「トラキン地方予選ユーカリカップin東山湖」春蔵さんが優勝を決めエキスパート進出となります。とにかく今シーズンの東山湖はディスプラウトとしての進化の年でもあったと思います。

そんな楽しい思い出達を道づれにしての今回のロッドテストとなります。

そのテストの目的とは・・・・?
今までテレメトリー&フォースプライムは高感度で情報を得て、更にショートバイト率をものにしゲットする為のロッド。ただ、常にエリアトーナメントは進化しており高感度が必要ないフィッシングシーンも実際はあります。それは、以前からも話している掛けと乗せの関係となります。例えば放流の時などは激渋放流ならフォースプライムが役立ちますが、爆釣放流だとオートマチックのロッドが必要です。そして、プラグなども誘いを入れる事が増えてきましたので加えてからの反転待ちみたいなタイミングにあった柔軟性が必要となります。そんな事を考えるうちに今回ニューロッドに着手する事となりました。

特性はカーボン素材で張りがありグラスロッドらしいねばりの出るロッドであること。

そしてカーボン素材も進化しデジン(樹脂)による工夫ができ素晴らしいロッドが出来ました。その名もエクスタン・ミラージュ。まだ仮名ですが(笑)

機種のロッドにひとつは60ftのライトアクション、もうひとつは64ftのミディアムライトアクションの2タイプを今回の最終テストで決定しました。

実話、60に関しては、フィッシングショー横浜で参考出品していまして、ロッドを曲げてからの説明をすると皆さんかなりの興味を持ってくれました。因みに他メーカーの人からも絶賛され、このブランクって何・・・・?なんて聞かれました。

参考までに話すと、エリアメーカーではまだどこも採用していませんので悪しからず。

発売は10月を予定しています。

ご期待下さい。