スタッフ西村和樹です。
釣行当日。岐阜では連日の雨から解放され、久々に太陽が顔を出した日でした。たまたま好条件が重なり釣行前日から私のボルテージは高まり2日前から出発の準備を始め、前日はフック交換や細かい準備をして気付くと時刻は23時を過ぎていました。24時出発なのに…。
私の住まいは、都内で岐阜の高山までは距離にして約300kmありおよそ4時間半。(帰りは渋滞にやられて7時間かかった)朝一に間に合うよう余裕をもって出発するつもりが寝過ごしてしまい到着した時刻は既に日が昇り朝二になってしまいました(;^_^A。すっかり明るくなってしまった状況ですが途中通った梓川に尺上のイワナが悠々と泳いでいるのを見かけたときは『もうここで一日やるか!』と頭をよぎりましたが今回は岐阜に拘っていたこともあり後ろ髪を引かれる思いでスルー。
今回 目的の川は高原川という神通川水系で日本有数の急流河川である。ここを選んだ理由は確率の高い良型を狙うためであり本流はやや苦手意識があったが一日やりきると決めた。
近くのデイリーヤマザキで釣券を購入し序にガイドマップもいただき、事前に目星を付けたポイントと照らし合わせて最初の入渓点を選んだ。
初場所では出たとこ勝負であり行って見てみないと分からないことばかりであるが、水量と岩場の多いポイントで期待度は高まります。
入渓して僅か30分、流芯から外れた脇の小さな淵のような場所が現れ、ここは確実に居ると判断して、狙うべきポイントを細かく打っていくと・・・2投ほどしたところで急に手前から黒く太い影が飛び出してきました。3投目は、より慎重にキャストして更に食わせの間を意図的に入れてヒットに構えていると、太い影が岩陰から出てきました。すると、ラーカムアにガッツリ食ってきてヒット・・・泣き尺のイワナだった。
その後はめぼしい反応が得られず、車で10分ほど上流部へ移動。
更に岩場と水量の多いポイントで流石に厳しいかと思いつつ、入渓して先に進むことにしました。途中、アユの小さい群れを見つけたのでカラーチェンジで迷わずアユカラーに変更。
本流の筋というのは大抵の魚はとどまることが出来ず、ヨレや岩影に身を潜めていることが多い。そこに上手くアプローチできれば反応があるはず。信じて気になるポイントを徹底的に打ち続け、ひたすら縦の誘いでアクションするとようやくヒット。フッキングした瞬間ドラグが鳴った。思いのほか良型ヤマメがバイトしてくれ久々にしびれる一匹となりました。。
初めての岐阜でしたが、天候にも恵まれ良い釣行となりました。ところで、使用したロッドは「アルティメイトシューター410ML」。使用域の幅もあり改めてグラスロッドのアクションに使いやすさを感じた釣行でした。渓流域から源流域で使用しましたが、流れの早い本流にも十分対応できたという事と。そしてラーカムアのポテンシャルを改めて感じる一日となった。
最後まで読んでいただいた皆様には是非手に取っていただければと思います。
【タックルデーター】
ロッド:アルティメイトシューター410ML
リール:DSカーディナル3BRX
ルアー:ラーカムア50HS