REPORT

鯰stations「東北ステーションズ・レポート」VOL.1 遠藤辰太朗

鯰stations フィールドスタッフとしてお世話になっております宮城県在住の遠藤です。

私の住む宮城は、4月から11月までぐらいが鯰をトップに出しやすい時期になるのですが、水温の変化によってバイトに持ち込むまでのリトリーブスピード、一発で乗るバイトは別として、追い食いさせる為のルアーアクション、ベリーフックを必要とするバイトパターン等、シーズンを通して鯰を追いかけていると、色んな事が見えてきます。ビアードバロンカスタムジェフリーを従えてフィールドに通い詰めた3つのテーマについてお話いたします。

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1.リトリーブスピード!

鯰が活発に動き回る春、夏、等は鯰にとって水温も適している為、捕食活動も活発になりルアーへも果敢にアタックしてきます。鯰が活発に動く時季はリトリーブスピードが速くてもルアーを追いかけてバイトしてきます! それが秋に入り水温が低下してくるとルアーを果敢に追いかけなくなります。その為、低活性の時季は、リトリーブスピードを遅くしてやると鯰がバイトしやすくなります。それは私が思うに、低活性な鯰の射程範囲が狭く、スローリトリーブの方が鯰の射程範囲にルアーが留まる時間が長い為、その分バイトタイミングを与えてると思っています。現在私は、紅葉が終盤を迎える11月半ばになってもまだ鯰フィッシングを楽しんでいます。

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2.セカンドバイトさせる為のルアーアクション!

田んぼに水が入る春や産卵を終えてからの荒食い時季は、バイトがあってリトリーブし続けて追い食いさせたり、バイトがあってトゥイッチし続けて追い食いさせたりと活性の高い鯰に対応すると思います。 10月半ばから11月に入ると朝夕の気温の低下、昼間は暖かく気温が上昇と気温が変化するわけですが、それに伴い水温も変化します。水温が低下すれば鯰の活性も落ちるので、リトリーブし続けたり、トゥイッチで追い食いさせるのが難しくなります。 まず活性が低くなった鯰からバイトを貰わなければなりません!私の場合、ルアーを着水させてから波紋が広がって消えるくらいまでポーズ!(このポーズの時にバイトが結構有ります) 波紋が消えかかった頃、スローリトリーブを開始します。ジェフリーはスローリトリーブでもしっかりアクションしてくれるのでアクションするギリギリのスピードでリトリーブします。 バイトがあって一発で乗らないとき、ルアーをそのまま放置!するとまだ射程範囲にあるルアーをまた捕食してきます。 私が思うにファーストバイトで水が動いて大きく波紋が立ちます。その水の動きでその場にあるルアーが揺れ、小さな波紋が出ます。そのルアーが揺れる微振動や微波動に鯰がセカンドバイトしてくると考えています。

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3.ベリーフックを必要にとするバイトパターン!

鯰は、ポーズ中の微振動、微波動を出してるルアーの中心にバイトしてくる事が多い為、ベリーフックが必要になってきます。 私は最初、テールフックだけで充分だと考えていましたが、低活性のこの時季は、セカンドバイトがベリーに集中しルアーを弾き飛ばされてばかりいました。しかし、ベリーフックを装着することにより数少ないバイトをフッキングに持ち込み、低活性な鯰をキャッチすることができるようになりました。 鯰をキャッチするまでに、その時季、その時季でリトリーブスピードの違いやセカンドバイトの出し方、フックシステムの違いでフッキング率の上げ方など、その時のシーズナルパターンに対しての順応性を高めて行かなければならないと感じる今日この頃です。

如何でしたか・・・? とにかく楽しいからこそ追求したくなる釣り人としての意見ですが、

来シーズンもこの答え合わせを追い求めていきたいと思います。

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ナマステ遠藤でした。