REPORT

[大会レポ]高田能史in柿田川トラキンエキスパート2

モニターの高田です。
トラキンエキスパート第2戦柿田川のレポート後編です。

◆3回戦
対戦相手を知ってビックリ!

我らがディスプラウトテスターの清水さん、ティモンモニターであり師匠の瀧澤さんという超身内対決。
それも全員静岡だし。

正直どうなるかまったく分かりませんでした。

このラウンドは放流があるので、最初は活性の高い放流魚狙いで行きます。
オレキンのスプーンをカウント3程沈ませて釣っていきます。

とにかくバラさず丁寧にいきたいところでしたが、気持ちが焦っていたのか、自分の思い通りには行きませんでした。
放流が落ち着いてからは、カラーのトーンを落とし、ボトムからの巻上げで連発することに成功。

時折クランクを織り交ぜたり、ボトムを試してみたりと自分に出来ることは全てやりました。
結果最初の貯金を守り通す形で勝利することができました。

◆準決勝
3度目の正直でようやっと準決行きの切符を手に入れましたが、なんと相手はまたもや静岡。

それも第1戦の千早川での優勝者!!

去年は1度対戦し、負けているのでリベンジに燃えていました。

始めは活性の高い魚を取りたかったので、明るめのカラーをチョイス。
反応はあるもののイマイチだったので、別のカラーを試してみると連続HIT。

パターンとしては一旦スプーンをボトムまで着け、スローに引くと大きめのアタリが出ていました。
途中クランクも使用し、前半は10本取ることができ一安心。

後半はクランクをメインに使用し、中層付近を狙っていきました。
64ULを使ってしっかりと乗せる釣りを展開している為、手堅く取ることが出来ました。

結果勝利することが出来ました。

◆決勝戦
この流れなんで、分かりますよね!?
次の対戦相手も静岡です。

しかも千早戦ではホテルの部屋が一緒でした。
「お互い頑張ろうね!」
と話していましたが、まさかこんな所で会うとは奇遇ですね。

始めは何で釣ったか覚えてませんが、自分的にはかなり厳しい展開でした。
対戦相手のペースがかなり速く、上手くリズムに乗ることができませんでした。

途中メインロッド2本がライントラブルの為使用不能になったりと、焦りがあったのは事実です。
クランクでなんとか釣っていたような状況でした。レンジは中層付近。


最終的には大差で負けてしまいましたが、後悔はしていません。
普段練習してることを出来ていたと自分は思います。

大会中相手が自分より釣っていることはザラです。
相手と同じことをしていても相手に勝つことはできません。
いかに普段練習していることを大会中にできるかが勝敗の分かれ道だと思います。

決勝の相手のパターンは自分には見つけることが出来ませんでした。
それが結果となって現れたのだと感じています。

今回の大会で今の自分に出来ること、出来ないことが解ったのは負けたこと以上に大きな収穫だと感じました。

また、応援してくださった皆様には大変感謝しています。
自分1人の力ではここまで来ることは不可能でした。

この応援から多くの力とぬくもりを感じました。

この場を借りて深くお礼申し上げます。

残り1戦、全力で頑張ります。