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[モニターレポート]高田能史vol.2


こんにちは、モニターの高田です。

今回は僕の十八番のテクニック「静岡ボトム」について御紹介します。
ただ、・・・もっとも文章で伝えるのが至難の業ですが。(笑)

さて、僕なりのボトムバンプのやり方ですね。
そもそも僕がボトムを自分の武器にしようと思ったきっかけは

とにかく大会で勝ちたかった

渋い状況でクランクに勝るテクニックがほしかった

たしかアイビーのA沢さんがマイスターになった年だったと思います。
TVで見て自分もやってみようとなったわけです。

で、実際にやってみるとなかなかどうして、見るのとやるのは大違いでした。

「やった人は理解してくれると思いますが」最初はこんな感じです。
まったくの手探りから始めてある程度の「形」になるまでえらい苦労しました。

とくに苦労したのがラインの修正技術 一瞬の重み

これが「肝」

スプーンをキャストする
 ↓
カウントダウンしながら沈める
 ↓
ラインのたるみで着底を確認
 ↓
ロッドをしゃくる。

問題はこの後。

どのくらいリールを巻けばいいか分からない。

ロッドのしゃくり幅が同じなら巻きすぎれば当然手前に来るのが早くなる。
遅すぎれば余分なラインスラックが溜まっていきアタリが取れなくなる。

巻き過ぎず、巻かな過ぎず、この境目を見極めるのが大変大変。
今はスムーズに出来るようになりましたが、昔は非常に難しいことでした。

この技術を習得するのにかなり時間は掛かりましたが、分かってしまえばこっちのもの♪

そして「ボトムの扉」が開きました

だいたい僕の場合、約1/3くらいのリール回転でやっています。
ルアーの沈下速度が分かっていれば、着底する瞬間に次のアクションを入れることも可能です。

実はこの一瞬がカナリ釣れます。

そしてもう一つ大事なことが、ロッドへ伝わる重み
僕の場合、ラインでアタリを取るよりロッドでアタリを取っています。

※もちろんステイでしか食わない時など、ラインにしかアタリが出ないときもありますけど。

ラインをまったく見ないわけではないのですが、概ねボケ〜っと見ているか、周りをキョロキョロしています。
ワンアクション入れたときにロッドに感じる負荷の大小でアタリを判別しています。

要するにただの聞き合わせで、かっこよく言えばカウンターです(笑)
もちろんアワセないと掛からないので、何か変化があったらすかさずアワセる。

慣れてる人ほど、ほんのかすかな重い軽いの判別ができるようです。

ラインはPEがオススメです。
スプーンも最初は、しっかりと重みが分かる物のほうがやり易いです。
例えば、ジョイバレーさんのサークルやディスプラウトから新しく出るローラなどです。

習得するまで時間が掛かるかもしれませんが、渋い状況でも魚を追加できるので覚えて損は無いはずです。

僕のボトムの釣りの大体のイメージはこんな感じです。
細かいことはもっとありますが、文章で上手く伝わるか分かりません。
もし、質問があれば現場で会った時に尋ねて下さい。

では、また次回。