皆さまこんにちは。
ネイティブスタッフの三浦です。
2026年の渓流シーズンも始まりましたね、皆様も各地で楽しんでおられる事かと思います。
今回はシーズンを通して私がトラウトフィッシングを楽しむ上での今季のシーズン初期、前半戦の楽しみ方やテーマについてお話ししていきたいと思います。

さて、今季の私の3月の解禁から9月末の禁漁までの7ヶ月のシーズンの前半2ヶ月のテーマについてですがそれはズバリ「開拓」です。
何をしたのかざっくり言うと、基本的に今まで釣った事のある川はやりません。釣った事がある川でも釣りをした事のない流域を釣り、実質「初めての場所」でしか釣りをしない事により自分のフィールドの選択肢を広げる事に尽力していました。
何故今の時期に開拓をするのかですが、理由は3つあります。
①渓流のトラウトフィッシュにおいてシーズンを前・中・後半で見た時に私のホームである新潟県で前半はまだ気温と水温がかなり低く魚の活性も低い事が多い点と、気温が上がり始めたと思えば雪代で一気に増水し水温も下がり中盤、後半のシーズンと比べて魚の活性とそもそもの釣果の期待値は基本的に低いことが多いです。なのでダメ元なチャレンジもこの時期なら挑戦しやすい事が理由の一つ。
ダメ元チャレンジなら赤ちゃんサイズでも釣れてくれた事自体が嬉しいものです。


②勝負のタイミングに「自分の釣りによるプレッシャー」を蓄積させたくない。
自分が入らなくても他の人が入ればプレッシャーはかかるでしょ?と思われる方もいるかと思いますが、どうしても「自分の釣りのリズム」というのはあると思うしそれが複数人で釣行した際後攻のアングラーにもチャンスがある理由の1つだと考えています。人が変われば反応が変わるようにいくら良い場所といえども毎回自分の釣りを見せ続ければプレッシャーの蓄積は避けられないと考えています。とっておきは最後で取っておきたい。それが二つ目の理由
去年の最終釣行の魚。実績はあるポイントなのですが区間が狭いので九月まで一切手を付けず最終釣行で手にして一尾です。

③モチベーション、楽しいから。
色々理由つけておいて一番の理由かもしれません、私は初めての場所で「一から魚を探して正解を見つける」という事が大好き。それはトラウトフィッシングに限らず釣りの核心的な面白さなんじゃないかと考えている節もあります。
自分のホームフィールドで何年も釣りを続けているとどうしても実績のポイントというのも見えてくるしいつの間にか「定番の」「いつもの」釣りになりがち。そうすると新しい発見も少なくなりマンネリ化もしてしまうし、過去の経験が邪魔をして「今」を釣れなくなりがちです。シーズンを通して楽しみ続ける事を考えると1番必要なのは高いモチベーション!その自分自身のモチベーションをコントロールし自分自身を飽きさせない事も釣りを長く楽しむ大切な要素だと考えています。
長々と書きましたが結果としましては何年もホームエリアで釣りをしていると中々新しい所も少なくなりポイント探しに苦労しました笑
ただその分「こんなところに居るの?」という場所やここは他の季節にも訪れたい!と思うような場所にも多く出会いました。
今年は暖かくなるのが早く、早い時期から雪代が多く出ていた事もあり小渓流や沢の釣りが多かった事もあり釣果は岩魚がメイン。ただ支流の更に支流のような場所にも良いヤマメを確認しており、そんな場所は秋の産卵行動の為に上がってくる大型のヤマメへの期待感も高まります。それと雪代増水時に釣りが成り立つ小場所のレパートリーを多く持つ事は大雨の増水時の釣りの選択肢を増やせますし雨後の遡上を狙った釣りにもピッタリです!


以前のシーズンに比べて魚のサイズや数といった数字に残るものは少ない前半戦でしたが私の今後のシーズン、釣り人生においてはかなり有意義な前半戦を過ごす事ができました。
そんな前半戦ですが、主に3本のロッドを使い分けて楽しみましたので順に紹介します。
①「アークトゥルスウォーター51M-2」
こちらは私の片腕とも呼べるロッドで監修もさせていただいたロッドです。レングスも渓流釣りのド定番の51で重いルアーから軽いルアーまで扱える汎用性があり、何を使うか分からないしとりあえず一本!といった時は必ずこのロッドです。中、大規模の渓流を釣りながら雪代で増水した流れにヘビーウェイトルアーを送り込む釣りや、そこに注ぐ沢や支流にも足を運ぶ時は大体このロッドで楽しみました。


②「アークトゥルスウォーター47M-2」
このロッドは同じMパワーですがレングスが47と短め。51がメインとなる私の出しどころとしましては左右、上に振り切り辛いボサ川や障害物が多い場面で川に立ち込んだ状態からでも短い分アンダーで振りやすいため最初から狭い所をやるぞ!という時は47の出番です。Mパワーという事で川幅が狭くても増水時など流れの押しが強い場面で重めのルアーを使用したい時、あとは大型の魚が狙える場面ではパワーがあるので安心感があります。ショートロッドでのパワーロッドは意外と市場にも少ないので興味のある方がいらっしゃいましたらチェックしてみてください。

③「アルティメイトシューター410ML」
グラスロッドでパックロッドです。
正直私はハリのあるロッドが好きでアークトゥルスウォーター51Mの開発にも携わらせて頂いた事もあり今までグラスロッドはあまり使ってきませんでした。しかし今年は「山菜取り」がきっかけで使い始めて今では「グラス楽しい〜」といった状況になっています。3分割できるパックロッドなので山菜を入れるリュックにスッポリ入るので持ち運びにも優れています。それとグラスロッドはダルいイメージがありますがMLパワーという事もあり自重5.2gの「ラーカムア50HS」をアップストリームでアクションさせるには十分なハリを備えています。勿論カーボンロッドに比べると柔らかいですがその分ルアーへのタッチが優しくなりルアーのアクションが柔らかくなるのも特徴です。あと何よりかけてから曲がるので凄く楽しいです。見た目もレトロでお洒落なのもお気に入り!持ち運びやすい事から出番が増えた当ロッドですが魅力にも改めて気付かされたので今シーズンは出番が増えそうです。


以上が私の渓流釣りシーズン前半戦でした、前半に良い開拓が出来たおかげで五月の連休明けからの雪代も収まる最盛期が待ちきれません!
今シーズン初期は本流の大物狙いは一切やらず初心に戻って初めての出会いや発見を楽しみました。
トラウトフィッシングはストイックに1匹の価値を求める釣りから山や川を歩き水辺以外にも目を向ける楽しみ、沢山魚からの反応を楽しむ釣りにその川の原種の血統など貴重な出会いを楽しむ釣り、はたまた道具を愛でる。様々な楽しみ方があり懐の深い釣りです。その全てに優劣は無く全ては素晴らしい。ただ、今私達は会った事も無い人のやる事なす事が目に付く環境が当たり前でいつの間にか優劣を感じてしまう事もあるかもしれない。でも私達トラウトフィッシングを楽しむ紳士は他者との優劣よりも「釣りを通して人生を楽しむ事において一流」
でありたいものです。
最後に話は変わりますが今シーズンからアクションカメラを釣行中に使用して釣りの様子を撮影してみました。Instagram(https://www.instagram.com/miura_daichi_/?hl=ja)に動画をアップロードしているので興味がある方はチェックしてみてください!
それではまた次の記事でお会いしましょう。
三浦


