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ネイティブアシスタント西村:北アルプス源流 2泊3日遡行釣行記

北アルプス源流 2泊3日遡行釣行記

 

皆さんこんにちは、西村です。

渓流シーズンも、一部地域を除いていよいよ最後の月となりましたね。

今年の鬼怒川釣行も個人的にはひと段落。少し早めに今シーズンをやり切った感があります。また来年も、魚や人との新しい出会いに期待したいと思います。

 

さて、シーズン終盤になると楽しみになってくるのが、夏の源流泊。

昨年から楽しみ方のひとつとして道具を少しずつ揃え、まだ見ぬ大イワナを求めて沢を登っています。

そして今年は、名峰が連なる北アルプスの奥地へ足を運びました。

釣り人にとって憧れの地でもある北アルプスの沢。今回は2泊3日で沢を上り詰める遡行計画を立て、自宅から車を走らせること約6時間半。ようやく目的の地へと到着しました。

憧れの地に立つと、長時間の運転による眠気も一気に吹き飛びます。

ここから始まる2泊3日の源流釣行に、期待が高まります。

 

2泊3日の源流釣行を支えるタックル

今回の遡行計画では、道中に藪漕ぎあり高巻きあり。60Lのバックパックを背負って進むことになります。

荷物をできるだけコンパクトにまとめる必要があるため、パックロッドは今回の釣行に欠かせません。

 

今回使用するタックルはこちら。

ロッド:アークトゥルスウォーター47ML3

リール:カーディナル3RD

ルアー:ラーカムア50HS

 

アークトゥルスウォーターは、全6機種のラインナップ。

Aw47ML-3 vanness(ファンネス)

Aw47M-2 boattini(ボアッティーニ)

Aw51ML-3 panstarrs(パンスターズ)

Aw51M-2 mcnaught(マックノート)

Aw510ML-2 garradd(ギャラッド)

Aw63ML-3 olbers(オルバース)

それぞれ特徴が異なるため、自身のスタイルやホームフィールドに合わせて機種を選ぶことができます。

今回選んだ47ML-3(右)は、47というショートレングスに、しっかりと竿先が入るMLクラスの3ピース。60Lのバックパックに収めて歩く今回の釣行にはピッタリのモデルです。

 

雨後の北アルプス。いよいよ入渓

ここ最近は秋雨前線の影響で雨が続いていましたが、当日は晴れ間が広がりました。

心配していた増水もそれほどなく、大雨によって川が一度リセットされたような状況。水の状態も良く、魚のコンディションにも期待できそうです。

入渓前は「やや増水しているかな?」と思いましたが、ほぼ平水といったところ

 

川の流れや水深を見ながら、まずはラーカムア50HSを選択しました。

ラーカムア50には50S50HSがあり、重量は50Sが4g、50HSが5.2g。その差は約1gです。わずか1gの差ですが、流れの強さや水深に合わせて使い分けることで、魚が定位している場所へルアーを送り込めるかどうかが変わってきます。

 

開始早々に感じた北アルプスのポテンシャル

入渓地点から数キロほどは、魚があまりいないという記録もあったため、序盤は少し厳しい展開になることも覚悟していました。

ところが、ラーカムア50HSをキャストしてみると、イワナが4~5匹ほど追ってきます。

いきなりの反応に、北アルプスのポテンシャルをビシビシと感じました。

反応してくる魚は良型が多く、これはかなり期待できそうです。

 

王道ポイントよりも「竿抜け」を狙う

実際にこの沢へ入ってみて強く感じたのが、とにかく渓相が素晴らしいということ。

落ち込み、瀬、岩陰、深みなど、どこを見ても一級ポイントに見えます。

雰囲気は抜群。

「ここには絶対に大イワナがいるだろう」と思わせるようなポイントが次々と現れます。

ところが、実際に釣りをしてみると、王道ともいえる一級ポイントよりも、むしろ竿抜けと思われるような場所の方がヒット率が高かったこと。

大場所だけを見るのではなく、流れの脇や岩陰など、一見すると見落としてしまいそうなポイントまで丁寧にルアーを通していくことが、今回の釣行では釣果につながりました。

 

瀬尻から飛び出した32cm

そんな中、瀬尻の岩陰から勢いよく飛びついてきたのが、今回最大となる32cmのイワナでした。

限られた時間の中でもポイントを急いで流すのではなく、丁寧にキャストを重ねた末のヒット。綺麗な魚体を手にすると、ここまで歩いてきた疲れも一気に吹き飛びます。

北アルプスの沢で出会えた、とても綺麗な一匹でした。

 

「源流=小さいルアー」の固定概念が外れる

さらに沢を登っていくにつれて、良型の反応が増えてきました。

そこでラーカムア61Sへ変更し、もう一段上の反応を探ってみることに。

すると、これがかなりの好反応。

ルアーサイズを上げたことでアピール力が増したことに加え、重量が増したことで、流れの中にあるイワナの定位置までルアーを送り込みやすくなったのかもしれません。

明らかに大小問わずイワナの反応が良くなりました。

「源流域だからルアーは小さく」

これまで何となくそう考えていましたが、今回の釣行では、むしろ状況によっては大きめのルアーが強い武器になることを実感。

水量や流れ、魚の活性、そして魚が定位しているレンジ。

その状況に合わせてルアーを選ぶことの大切さを、改めて感じることができました。

 

初日の遡行を終えて

その後も沢を登り続け、目的のテント場へ無事到着。明るいうちにテントを設営して、あとはゆっくり休みます。2泊3日の源流泊は、思っている以上に体力を使うので、しっかり休むのも大事。明日もまだまだ歩かないといけません。

こうして初日の遡行は終了。魚の反応も良く、まずまず良いスタートを切ることができました。明日はさらに上流へ。どんな魚が待っているのか、期待しながら早めに就寝です。