REPORT

今年も残りわずか・・・・・新たな試みと発表(^^)v

もう年末・・・・・・・皆さん如何お過ごしですか? 

開発に夢中なスタッフの森田です。

エリアトラウトを扱うメーカーは、9月の「鬼怒川イベント」から始まり各地のイベントをトレイルして年内最後のビックイベント「マニフェス」を先日無事に終えました。

東は栃木から西は三重までと各地で開催されたエリアイベントもメーカーと現場とお客様を繋ぎ合わせる場として非常に大切な催しだと思います。ただ、やっと一息的な達成感もありまた来年のトレイルに期待が湧きます。

さて、そんな合間をみてやらなくてはならない事「商品開発」に気合いを入れ沢山のサンプルと試行錯誤を繰り返しています。スプーン・・・プラグ・・・・多彩な状況下でテストを重ねて製品としての価値を求めています。

ところで、物作りの概念を少し語るとしたら、昔は、こんな時にこんなルアーがあれば・・・とか、今ならこんな感じでこのアクションで誘えばとか・・・の爆釣するルアーを「求めて」いましたが、現在はズバリ「適当に投げて釣れるルアー」を目指しています。(笑)

しかし、この適当が本当に難しい課題なのです。でも釣れると言われるルアーには実は必ずこの要素が含まれているのも事実。釣果に関しては使い手の技術も左右するので一概には言えませんが、初心者から玄人までが納得できる物を目指しアングラー志向で開発をするのが私の役目でもあります。ただ、日本人って新しい物は否定する人種です(笑) 逆にスタンダードが好きで安心できます。

物作りの壁は実はこの問題が時にその方向性を惑わせ深い渦の中へと落ちて行きます。

奇抜なデザインは敬遠されがちですが、やり続けると何時しかスタンダードに変わる・・・。東山湖をホームとして通っているといろんな方々の釣りを拝見できます。とにかく釣る人もいて大会ルール外ではありますが参考にできる部分を探し出してプロトを作りますが基本 失敗作で終ります(笑)。しかし、全てのプロトルアーに対して、魚が「それ正解」と言ってくれれば簡単なのですが、「のはず」で開発段階は決め打ちをしなければ先に進めません。

よって、ルアーに関しては最後の詰めをどこで着地させるかかが「重要」となります。つまり求めるサンプルを100とすると製品は80くらいのできで着地をさせます。つまり残りの20は「可能性」の数字です。100はワンオフで再現不可能。コピーしてやっと80まで近づけた。つまり残りの20が「簡単に釣れる」であろう数字の期待度となります。

では良いと思われる100に何故作れないかを説明すると。実はサンプルは偶然の産物だからです。同じ様に作っても泳ぎが違うとかは当たり前であり再現には限界がります。例え同じ物にたどりついても実はそれこそが「こんな時にこんなルアーがあれば」の物になってしまいます。

とにかく、現在、手掛けているひとつのルアーに関しては、DAYSPROUTとしては次のステップになるルアーとなります。その心は誰でも簡単ボトムルアーです(^^)v

「開発ネームはざわざわ」 名前の由来は魚も皆もざわざわさせますよ・・です(^^)v

お楽しみに・・・・・(^^)v