こんにちは!!ニシムーこと西村です。
7月下旬 私の住む自宅周辺でも蝉が鳴き始め、暑さをより一層感じますね。
そして何気に空を見上げれば積乱雲が元気に伸び上がり、季節はすっかり真夏!
梅雨も明け外は晴天のBBQ日和ですが私は家にひとり😢(笑)
で、何をしようか・・・・?
そんな時こそクーラーの効いた部屋で・・・・
リールメンテナンスです!!
僕の愛機『DSカーディナルR3』
今シーズンは更に本格的に力を入れて沢山 活躍してくれています。渓流は海とは違い塩の腐食はないものの、水中の細かい砂やごみに侵されていたり、オイルが流されたりと思いのほかメンテナンスが必要です。しかし、ラフに使えるのもカーディナルの魅力。ですので遠慮がちな場面でも気にせず使いまくり(^^)v
しかしながら、そういえば、しばらくメンテナンスしてない。ウチの子も綺麗さっぱりに♡
そろそろやらんばいかんばい!「九州弁」
と言う事で、今回の記事は、「DSカーディナル3のリールメンテナンス」についてお話したいと思います。
まず始めにご紹介したいのは、巷で噂のメンテナンス用品『グリッチオイル』
ずっと気になっていて、遂に導入!
現在7つのラインナップが展開されており、
粘性や防錆性をなど、とにかく細かく分けた国産ベアリングオイル。まさに非常識な潤滑油!との事。
これはとにかく使ってみるしかない!
・HIGH SPEC RUNBIKE OIL
・TUMBLE WEED
・EVO-500
福沢諭吉を生贄に3体を特殊召喚してきました。
さて、カーディナルの中身を覗いてみると、なかなか汚れてますね。
そりゃそうだ、しばらくやってなかったもんな。。
リール分解は久々でちょっと不安でしたが、カーディナルの中身はシンプル。ギアの構造が現代リールとまるで違います。カーディナルのコンパクトな構造が薄いボディを可能にしました。
やはり現代リールに比べると性能が劣るこの構造。でもカーディナルユーザーはあまり気にせず使うことに意義がある!そんな気がします。とはいえ、伸ばせる性能は伸ばしたい。そんな想いを可能にするかのように各メーカーから専用スプリングやツールが販売されており、その理由にも納得がいきました。
さてさて、リールメンテナンスには分解、洗浄、乾燥、組み付け、チェックと5つ工程があり、リールの機種によって決められたレシピを構成していきます。単純構造だから私でもできるメンテナンス・・・・無事に分解完了!パーツクリーナーでしっかり洗浄し、グリスアップ工程に入ります。
主にベアリングには超低粘性のHIGH SPEC RUNBIKE OILを使用します。使った感じは想像以上のサラサラ感。一滴でどこまでも広がるようなオイルはベアリングの奥まで浸透するのがすぐ分かりました。スプリングやワッシャーには中粘度のTUMBLE WEED。釣り専用に作られたこのオイルは色々と凄いそうですが、アンチニュートン系オイルってのが特に気になって調べてみました。最大の特徴は摩擦や回転による運動量によって粘度が変わるらしく、馴染みのいい伸びのあるオイルらしい。
そして、メインギアには高粘性のEVO-500を使用しました。潤滑性+抑磨耗性を兼ね備えたこのオイルはもはやグリスいらなくね!?って思うほどのパワーオイルでした。
そんなこんなで無事にメンテナンス完了!
巻き心地良好!
あとは実際に釣りをしないと違いについては断言できませんが、とにかく『使ってよかった』のは間違いありませんでした。
そして、夏の関東渓流!
DSカーディナル3は最高です!!
因みに、メンテオイルは沢山のメーカーから発売されています。人それぞれ使うオイルは異なると思いますが、カーディナルを購入して一度もグリスアップをしていない方も多いと思います。しかし、単純構造がゆえに出荷時は「タップリ」とグリスが塗られています。ですので、必要最低限までのグリスの量を減らし適度にメンテすれば巻き心地も良く更にカーディナルに親しみが湧きます。但し、バラス時は自己責任ですので注意が必要ですね(^^)v
気がつけば禁漁期間まであと2ヶ月・・・・。クリーンアップしたカーディナルと共に、まだまだ沢山の渓流に入渓して遊びたいと思います👍
西村和樹