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ニシムーのネイティブトラウト紀行記VOL、04 待望のプロト・テスト報告「西村和樹」

こんにちは。ニシムーです!

前回の釣行記事から2週間経ちまして、いよいよ禁漁期間まで間近となりました。

前回 少しお話させていただいた、DAYSPROUT㊙︎なプロト「平打ちミノー」を手に、秋の気配漂う源流に入渓してきました。

と言う事でプロトミノーでの実釣りテストが今回の目的。確りとチェックして行きたいと思います。

さて、予報は雨。暗闇のなか走らせる車のフロントガラス越しに、だんだん強くなってきた雨がヘッドライトの光の中で細い糸のように浮かび上がります。そして「雨よ止めよ止めよ」と願い車を走らせ現場に到着したのは少し遅めの朝6:00頃。早々に準備をして入渓ポイントを目指します。実は今回も三日前から続く雨に本流の水量が心配の種であり不安が募りますが、草木を掻き分け川を見渡すと・・・・・何とかなりそうだ!

本流の状況は濁りも残りやや増水気味芳。しかし、私の狙う支流筋のポイントまではここから沢を歩き上る事 約30分の場所。安全を確認にして ここは決行します。

AM8:00 ポイント到着 支流は既に回復していて状況的には申し分ない渓相が広がります。


さて、早速プロト投入! ファーストインプレッションは源流なだけに4.5gでもやや軽く感じ、その分「立ち上がりが遅いかな」という感じ。一言に 渓流平打ちシンキングミノーと言っても狙うポイントではどうしても不備を感じてしまうのは否めません。そこで、ウェイト調整後、徐々に扱いにも慣れていきます・・・

すると、狙いのポイントアプローチが出来れば可愛いイワナ達が適度に遊んでくれます。

そして、待望の尺イワナ・・・・・感無量ですね(^^)v


この沢はイワナとヤマメの混在! 魚留の滝もある源流区なのですが確りと生存しながら生きている姿に自然の偉大さを感じます。
そんな中、今回の釣行で印象深い場面は、岩の裏の緩流ポイントもしくは反転流へプロトミノーをキャストし、ボトム付近まで沈めて、高速巻きで流れに負けない安定感を手に残しつつ魚のチェイスをイメージし食わせのポイントでアクションの間を与えるとヒットする傾向が多く見られ、結果このプロトミノーの最大の特徴ともいえるウィークポイントを見出せた様な気がしました。


がっぷりと高反応してくれた凛とした顔立ちの良型ヤマメ

そして、この日の一番のメモリアルフィッシュは、深淵から追ってきた尺上のニッコウイワナ・・・・・朱色の斑点が鮮やかで綺麗ですね。

まとめ

秋を目前とする季節の変わり目での源流釣行にはリスクも当然ありますので十分に注意が必要です。そんな中、釣りと言う遊びをさせてもらう喜びを大切にすると共に、川には当然流れがあり地形や流れのスピードで大きく変わり、釣り方は必ず変化します。そして、その時々に「顔色の違うポイント」が存在します。今回は、そのポイントにプロトミノーが上手くアジャスト出来たのではないかと思いつつ既に改善点も改善されたサンプルも完成済み。発売が楽しみです。

そして、これにて私の2021年の渓流釣行は終了となります。DAYSPROUTタックルで挑んだ今年の釣行はある意味 新たな刺激と感動を与えてくれました。来年2022年は更にアイテムも増えると聞いていますので楽しみですね。後は、渓流ファンの目玉「カーディナル3 100周年メモリアル」を手に、再び渓魚と出会うその時まで・・・

【タックルデーター】

ロッド:パルフェ 51Ⅿ

リール:DSカーディナル3R

ライン:PEライン0.4号

リーダー:フロロ6lb

ルアー:プロトシンキングミノー50「仮名:ラフター50S」

 

西村和樹