REPORT

鯰ステーションズ・商品開発秘話パート2

大変ながらくお待たせしている新商品

 ジョインテッド・ジェフリー

ジェフリー発売から2年の月日が経ち、3年目は遂にジョイントタイプが追加されました。もともとのジェフーのコンセプトは真のカップ物ルアーとしてカップ物本来の性能を追求したルアーでしたが、秘められた多彩な要素は使えば使うほど御理解していただいたと思います。ごくまれにですが泳がない?なんてお話しを小耳にしますが基本的な設定を足場の高い所で泳ぐ様に合わせているので足場と水辺の高さに差がない場所などではロッドを立てて寄り鋭角的な角度でラインとルアーをコントロールしていただければ心地よいポコポコ音と共に泳いでくれます。より詳しく知りたい方は動画をみていただければその関係が理解できると思います。

さて、ジョインテッド・ジェフリーの開発秘話ですが非常に悩んだ点があります。それは、ジョイント部の接続方法です。ジョイントルアーのほとんどがヒートンで接続されています。いわゆるネジ込みタイプです。初期のテストサンプルではヒートンを使いテストを繰り返していましたが、ナマズルアーの宿命か?はたまたテストエリア「埼玉県」が理由なのか、とにかく丈夫な物が要求されました。しかし、ジョイントタイプで強度を求めるには矛盾している部分が必ずあります。それは、ジョイントタイプのルアーの一番弱い部分がジョイント部だからです。ミスキャストで護岸に直撃・・・・や、釣り上げたナマズのクネクネで回転したり・・・・・。根がかりしてしまい強引に外したら頭だけ回収(笑)なんてことが良くあります。これはこれでジョイントタイプの仕方のない事。しかし、最近のナマズルアーの性能を考慮すればチューニングをしなくても楽しみたい方達が増えているのも事実。そこで、このジョインテッド・ジェフリーはこんな新たな構造にしてみました。

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お解りですか・・・・・・・。

ヒートンではなくL字管?的なタイプにして成形しました。これにより、ほぼジョイント部の不安要素を排除でき安心して使うことができます。唯一のデメリットはチューニングが出来なくなったことです。ただ、テールを外す事は可能「ペンチで曲げて外す」ことはできますのでブレードなどに変えて楽しむことも可能です。但し、ペンチで曲げるのはテール側のみだけですのでこの図面を良くみておいて下さい。この製法を用いた事で基本的には一体成型にて製造されるタイプのルアーとなります。

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泳ぎに関しては、以前のジェフリーと比較して流れに強くなりました。ダウンやダウンクロスでのアプローチでは圧倒的にジョインテッド・ジェフリーが有効になります。

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ジェフリーとの使い分けでは、こんなセレクトがオススメです。

泳がして釣りたいとき=ジョインテッド・ジェフリー

点で釣りたいとき=ジェフリー

例えば、土管からの流入ポイントを攻めるときに2つのアプローチがあります。

ひとつは、流れ込み周辺に打ち込むときは点の釣りとなりますのでジェフリー

流れ込みより奥にキャストして流れ込みを通過させて線の釣りで誘うときは

ジョインテッド・ジェフリー・・・・・的な使い分けが楽しいと思います。

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とにかく楽しく単純に狙って釣るのがナマズ釣りです。難しく語れば語るほど奥が深いのも事実ですが、極意的なことは心に秘めて、まずはシンプルに楽しみましょう・・・・。

そんなジョインテッド・ジェフリーですが、間もなく発売となります。

お楽しみに・・・・(^^)v

 

ヤンジュ森田