皆さまお久しぶりです。
フィールドスタッフのゲリー小島です。
渓流解禁から3ヶ月ほど経ち、シーズンも折り返して後半に突入しました。
今回のレポートは先月発売されましたNEWロッド、『アークトゥルスウォーターシリーズ』の中で私が携わらせていただいた「Aw47M-2 boattini」についてです。
まずはロッドのスペックですが、
Length:4ft7in
wt:77g
Power:Medium
Action:Fast
Lure Max:~10g
Line Max:6lb(PE:0.8)
Griplength:205㎜
以上のようになっています。
「アークトゥルスウォーターシリーズ」は4ft7in、5ft1in、5ft10in、6ft3inと4種類のレングスがありますが、その中で4ft7inの2機種は最もレングスが短く主に小規模渓流~源流での使用を想定されたものとなっています。
小規模渓流~源流ということで川岸にボサや倒木等の障害物が存在することもあり、キャスト時等の取り回しをよくするため4ft7inの2機種はグリップ端部を詰めることでグリップの全長は他の機種よりも20mm以上短い205mmとなっており、手首の自由度の高さも特徴の一つです。
余談ではありますが先日入った川は両サイドが笹薮となっていましたが、4ft7inというレングスが活き軽快にキャストを決めることができました。
そして、ロッドパワーのミディアムという点ですが元々私がヘビーシンキングミノーを使用することが多く重めのルアーや引き抵抗の強いルアーをキビキビと小気味良くアクションさせたいと言うことから、強めのミディアムをチョイスしました。「ラーカムアHS」の他に、ダウンクロスで「チャタクラDR-CRチューン」も快適に使用することができます。なにより源流域に不意に現れる良型魚とのファイトもロッドパワーによるアドバンテージで余裕をもった対処が可能に。
また、開けた場所ではロッドの反発を活かしたロングキャストで魚に気取られる前に圏外からのアプローチもこなせます。
梅雨を迎えいよいよ渓流シーズンもいよいよ後半となりましたが、快適なキャスト性能とパワフルなロッドパワーを備えたボアッティーニで、ボサ川等の敬遠されがちなポイントで良型魚を攻略するのはいかがでしょうか。
以上、ゲリー小島でした。