REPORT

総合プロデューサーであり開発者でもある【森田純也】イーグルプレーヤー50slim開発進捗パート3(^^)v

イーグルプレーヤー50slim/GJ・・・・・グリグリジャーク!

既にお使いの方・・・・・印象はどの様に感じたでしょうか・・・・? 捉え方は人それぞれだと思いますが、従来の同類系ミノーと比較して使いやすいと思う方、逆に使いにくいと思う方、釣れると思う方や釣れないと思う方・・・・いろいろだと思います。単純明快なジャークの釣りですが実は深堀すると更に釣れる様になるのも特徴のイーグルプレーヤー50slim/GJ・・・!

さて、2021年の夏、実戦投入できた大会では確実に私を別次元の領域へと誘ってくらたのは事実・・・。そこで、そのプロセスについて開発者目線での感想を今回はお伝へしたいと思います。

時は少し遡り初夏の気配を感じる5月30日のドットコム 第8戦 足柄キャスティングエリア

この時点でイーグルプレーヤー50slim/GJは完成していましたが、発売実績がないので使用は勿論禁止。ですので同類系のミノーで挑みました。なぜ他社ルアーを使ってでも大会に出たのですか?と聞かれると・・・・? それは、使い方の違いやその他の答え合わせを実戦で確かめたかったからです。実は、テストで良く利用させていただいていた足柄さんでの大会でもあったからです。この試合は必ずミノー戦になると予想ができました。案の定、試合が進むにつれて勝ち上がる人はミノーの使い手の方々・・・。私も必死にくらいつき決勝のステージへと上がってきました(^^)v そして決勝戦。勝ち上がった5名での決勝戦に挑みます。スタート後 何と私を含め5名中 4名が同じ某ミノー(;^_^A 1人を除き4名で同じ某ミノーを使いワンメイク勝負さながらの攻防が繰り広げられました(;^_^A 結果は、優勝者が途中でゾーンに入りブチッギリ優勝。そして、2位 3位 4位 と僅差でミノー合戦は幕を閉じました。 さて、私の決勝戦を振り返るとレンジと動きに注意して「今だから言える攻撃的な展開」ではなく、丁寧に1匹を釣るスタイルで某ミノーを操作する事しかできませんでした。つまり、釣れるのですが釣り勝てない方法だよね!とも実感した試合でもありました。しかし、とても勉強になり、イーグルプレーヤー50slim/GJの開発に着手していなければファイナルステージにも立てなかったと思う試合でした。結果4位

そして、お次は7月11日のレイクカップ第1戦 フィッシングセンター中ノ沢

このシリーズ大会は、プロト「未発売品も含む」ルアーの使用が許可されるメーカーにはとても嬉しい大会。ならば「出るでしょ」と心ウキウキで参加しましたが大いなるプレッシャーと戦った大会となりました。それは、初めて実戦で某ミノーと試合で真っ向勝負しなければならない事だからです。この大会にも某ミノーの使い手の方々も沢山エントリーしていたのでガチ勝負でまけたらGJが「大した事ないな」と思われてしまうからです。(;^_^A ただ、勝つ自信もありました。結果、某ミノー戦も負けずファイナルステージに立つ事ができましたが、決勝では諸刃の剣となりスプーンの使い手の方に肩を並べる事もできず終了となりました。結果4位タイ

更に、8月8日のレイクカップ第2戦 ベリーズ迦葉山

実は、迦葉山は2回目のエリア。噂ではミノーが効くとか効かないとか?連発するとか単発とか?情報はいろいろ錯乱していましたが、魚が見えれば何とかなるのでは?と自信はありました。そして大会がスタート・・・・ややマッディでポイントムラが激しく「典型的な夏のパターン」でありイーグルプレーヤー50slim/GJで簡単に誘い出せるほど甘くはありませんでした。気がつくと、中ノ沢に比べて某ミノーを使う人はほとんどいません。しかし、そこはイーグルGJの集魚力! フラフラと泳ぐ鱒に対して興味を持たせ誘い誘い食わせます。連発はしませんが目先を変えるタイミングで投げると必ず魚からの反応を得られますがファーストアタックで掛けないとスレてしまいすぐさま無反応となってしまいます。ただ、この日は確実にマイクロスプーンの表層早引きに分があり「ディッシュ」でのラッシュが度々 それが勝ち上がる決定打となり試合で大活躍となりました。結果2位

9月5日 上州チーム戦 フィッシングセンター中ノ沢

3人1組で戦う群馬名物のエリアトーナメント。参加チームも多く和気あいあいの中にも高度なテクニックが繰り広げられる魅了的な大会。勿論、この大会もプロトが使用可能。と言う事もありメーカーの人間だけで組んだチームで予選を戦います。参考までに「なぶら家山田氏 ヤリエ宇仁菅氏 そしてDAYSPROUT森田」の大会好きエリアメーカーな我々(笑)で今回は集結しました。作戦は、なぶら家山田氏は得意なチップで狩り私はイーグルGJで狩りヤリエ宇仁菅氏はお任せ・・・そして予選が終わるとグループトップ通過と言う頑張ればできる我々・・・気がつくと決勝ステージに進出して私はほぼイーグルGJを投げまくり終了しました。結果2位

10月17日 ドットコム 第16戦 足柄キャスティングエリア

遂に公式大会にてイーブルプレーヤー50slim/GJを投げる時がきました。しかし、事前情報では浮上系ミノーはあまり釣れない・・・・と! 確かいに9月後半頃に来た時も反応は悪くだいぶ見飽きているいる感じは否めませんでした。しかし、大会となると放流が入りますのでパターンではなくともある程度は釣れるだろうと期待して挑みました。予選の放流ラウンドでマリーダ1.6gで釣りまくった後はイーブルプレーヤー50slim/GJで押し通しました。すると、予選グループトップ通過 おまけに予選最多引数「39匹」をマークする好調ぶり。大半の人は浮上系ミノーをあきらめて他のアプローチで戦う中、亀山プロと私はイーブルプレーヤー50slim/GJを駆使して共に勝ち上がりました。そして決勝。戦う選手のアプローチが個々に違う展開。クランクのボトムノックやメタルバイブ、スプーン巻きや浮上系ミノーと・・・・勿論 私は手が壊れかけていましたが時間内全て迷うことなくグリグリジャークをやり続けました。結果2位

いかがでしたか・・・・・イーグルプレーヤー50slim/GJを駆使して戦った私の夏は・・・・(笑) グリグリジャークを手に入れてから大会成績が上向きとなったのは間違いありません。その昔、DSベビーバイブでボトムをやっていた感覚ととても似ています。このミノーの開発と共に多くの管理釣場の魚達が私に教えてくれた新たな視点が次のページへと誘ってくれた気がします。さて、DSベビーバイブの話がでてきたところで あとひとつの大会のお話しを・・・・

11月28日 ドットコム 第18戦 東山湖フィッシングエリア最終戦

ホームエリアの東山湖大会と言う事もあるのと翌週にトラキン地方予選DNYカップin東山湖があるので、プラも兼ねて参加しました。状況は?と言うと少し水質が変わりクリアーな感じで時より足元を多くの魚達が回遊してきます。朝の冷え込みもあり最初の2投だけマリーダ1.6gを投げるも手応えを感じ取れず直ちにボトムへとシフト・・・・ひたすらDSベビーバイブとべルオーガとリアクションジャバーを投げた押し予選は全勝(^^)v その後のタイマン勝負も絞り出し作戦が功を奏しキワドイ試合を制し決勝の舞台へと進めました。すると決勝のステージに待っていたのはマグナム高田プロ・・・・久しぶりにマグナム高田プロとも真剣勝負ができますので徐々に楽しくなってきて勝ち上がった4名で決勝戦がスタートしました。展開としてはボトムルアー「DSベビーバイブ&べルオーガ」で引き続き絞り出し作戦を遂行。その結果、前半はトップで折り返したのですが後半で失速して試合終了。更なる絞り出しに失敗してしまい数を伸ばす事ができませんでした・・・残念! 結果2位

まとめ

まぁ~これが2021年の私の大会成績。2位のオンパレードでシルバーコレクターと言われながらも裏を返せば「最後の詰めが詰め切らない」と言うオチですが、ある意味美味しいポジションだったとも思います(笑) ただ、イーグルプレーヤー50slim/GJを駆使しての大会成績向上は、例え2位とは言え間違いなく武器になったのは証明できたのではと思います。その事からも又、新たなルアー開発の励みにもなります。グリグリジャークの可能性を追い求めた結果からの発見は多くの方々の協力とアドバイスの賜物です。そして、開発しなければ見出せなかったいろいろな情報は気持ちを更に前へ前へと加速させてくれます。来る日も来る日も投げ続けジャークしまくり腕がイカれ、腱鞘炎の一歩手前となる程でしたが、既に来年の春からの大会が楽しみで仕方ありませんね(^^)v 次は、あなたの番ですね・・・・皆さんのイーグルプレーヤー50slim/GJを使った吉報を心よりお待ちしています。

DAYSPROUT開発スタッフ 森田純也