こんにちはにしむーです。
釣り行きたい・・・・と思う気持ちは抑えきれない。でも外は寒いし、家でぬくぬくとルアーでも作るか?そんなことで良いのかと自問自答する2月上旬の話。ネイティブトラウトを釣る為なら獣道もなんのその。出るか一発大物狙い。と覚悟を決め、眠気覚ましのレットブルを一気に飲み干し向かうは冬の本栖湖。最短ルートを検索してナビを設定。
さて、今回は冬の本栖湖でのイメトレ&本気でモンスター狙い!更に発売まじかとなるルアーの確認。そのテスト釣行の一部をお話ししたいと思います。
本栖湖は唯一本州で解禁日を設けない湖(ヒメマスは解禁日があります)として、解禁日を待つアングラーにとっては最高のオアシス。。。と言いたいですが、現実はそんなに甘くありません。
石に立つ矢、価値ある一匹を求め私も車を走らせ本栖湖へ向かったのです。
釣場に到着すると晴天の無風。ここから始まる私の鱒ストーリー!さて今回 持ってきたルアーは2つ! 先ずは、ディスプラウト初となるトラウト専用キャスティングジグ
その名もフォールテック!
実際に使ったフィーリングをお伝えします。
今回使用したウェイトは22gと28g(仮) 正品は22gが発売されます。深場や沖の回遊を狙うのがコンセプトで湖を対象として設計されたフォールテックはキャスティングに必要な飛距離をなんなくクリア。今回私が使用したのはロッドはM-LARVA81MHSで、基本重量設計は~23g。この汎用スタイルにもストレスを感じずキャストできるとジグだと思います。
そんなフォールテックの名前の由来は、落ちる技術・・・
その名の通り着水後から左右の大振りでゆっくりアピールし、水切りによって反射の効果も獲得。長く且つ鋭くというイメージです。
本栖湖は水の透明度が高く、気温が低い状況下においてはまずボトムからデジ巻きでサーチしていきます。
初めて使用した感想は素直な印象でした。スライドとショートフォールを絶妙なタイミングで掴んでフォールテックはパフォーマンスしてくれます。
しかし、結局一筋縄ではいかず、ポイントを大久保ワンド周辺に移動。表層から中層にかけてワカサギの小さな群れを発見したので、中層ロングジャークで誘ってみますが、残念ながら魚信は得られませんでした。そんなこんなで時は過ぎ、気付くと14時頃。そんなに甘くない本栖湖と知るものの、張り詰めた冷えた空気が頬を指します。
そんな私を目尻に大きくそびえ立つ富士山は雄大で美しく、正に感無量なこの今に感謝。ロッドを振るのをやめ静寂な時の中で考える。 答えは可能な限りフィールドに立つ事。来る渓流や中禅寺湖に向けての予行、、。そんなトホホな釣行紀になりましたが、千里の道も一歩から。未熟な私には糧になるそんな一日でした。次回は、冒頭にお伝えしたもう1つのプロトルアーについて少しお話できればと思います。次は芦ノ湖かな。
スタッフ西村和樹