REPORT

[モニターレポート]高田能史vol.3

 
 
こんにちは。モニターの高田です。 
前回のボトムバンプの続きです
 
 
スプーンをバンピングさせた時、水の中ではどんな動きをしているのか?
 
皆さん疑問に思っていると思います。僕もその一人です。
 
 
水中でのスプーンの動きとスタンス(構え)について「僕の考え」を書こうと思います。
人それぞれの解釈がありますので、参考程度に考えて下さいね。
 
 
 
スプーンをフルキャストして着底させてロッドを煽っても、スプーンはあんまり動いていないと思います。
PEラインなどの伸びがほとんど無いものでも、多分底から良くて2cm跳ね上がるくらいだと思います。
 
ナイロンだと水の抵抗でラインが伸びてモゾモゾ動くだけじゃないかなとイメージしています。
これが手前にくるに従って5cmくらいになったりするわけです。
 
ボトムでのスプーンの動きは非常に複雑で、1回転したり、横へスライドしたりと様々。スプーンによっても変わります。
 
 
これを踏まえて考えるにPEラインなどの比重が軽いラインの場合、遠投直後はラインが水の抵抗を受けるため、スプーンは垂直気味に跳ねているはず、そしてある程度ラインスラックを取り終えてラインが張った状態になってくると、スプーンは横へスライドし、手前にくると遠投直後と似たようなアクションに戻ると思います。
※ちなみにデジ巻きなどはもっと規則正しく動くと思います。
 
これが僕のイメージです。
人によって違いはあると思いますが、参考になれば幸いです。
 
 
 
最後に、構え「スタンス」ですが、ボトムをやる人のロッドの持ち方やティップの角度は人それぞれですね。
 
 
ロッドのブレを無くす持ち形やティップを高い位置に構える人、など様々ですが利にかなっていると思います。
重要なのは速アワセができる持ち方だと思います。
 
 
僕は特に意識をしていませんがアワセやすいスタイルであれば良いと思いますので、皆さんもいろいろ試してみて下さい。
 
 
では、また次回。