REPORT

[開発日誌]Newロッド

開発の森田です。
トップページの動画?の最後が変わっているのに気付きましたか?
今回は次なるエクスタン…ニューエクスタンの詳細を少しお話します。

去年、素材の異なる2本の掛け竿「エクスタン」をリリースしました。
非常に特徴のあるフルソリッドebs-511ULとオールマイティーなカーボンチューブラーのebt-62UL、ともに掛けスタイルに合わせたコンセプトで作り上げたロッドです。

そして、次なるコンセプトは乗せになります。
フィ−ルドテスターの清水栄次氏も『掛け』にこだわるアングラーですが、近年の『放流魚のサイズダウンへの対応』や『非常にシビアな状況のショートバイト』をランディングに持ち込めるロッドの必要性を感じ始め、大会の合間やプライベートで密かにテストを繰り返していました。
私も同行し、清水氏からの様々な情報をもとに試行錯誤を繰り返し、やっと彼の求める乗せ竿が具現化できました。

もともと、『乗せのフルソリッド』の企画はあったのですが、具体的なアクションが決まらず開発が進んでいませんでした。しかし、清水氏の釣行によりコンセプトが固まり、求めるアクションも明確になり大幅に改良して完成にこぎつけました。

 

この乗せロッドを投入した清水氏は最近の大会で驚くほどの乗せっぷりを発揮!!優勝こそ有りませんが、異常な最多匹数を2度も獲得する実績を叩き出しました。

と言う事でニューエクスタンの1本はフルソリッドワンピース60XULとなります。

「1本?」
と思われた方は流石です。ニューエクスタンは1本ではありません。

もう一本は3つの素材で作り上げた2ピースロッドです。

ディスプラウトはワンピースにこだわっていましたが、2ピースでないと実現できないアクションということもあり、工場の最新技術を駆使し、とても面白いロッドが完成しました。

こちらは60XULとは別のコンセプトの乗せロッドとなっています。新たな試みで開発テストを繰り返し、先月やっと最終サンプルが完成しました。

長さは64でズバリ「クランク専用」です。

まだ「アクションとグリップの仕様が決まった」ばかりで外装が決まっていませんが、現状では全てクリアーとなっています。来月には60XULと一緒に画像アップする予定です。

興味のある方は大会やイベントなどで清水栄次氏をみつけて聞いてみて下さい。もしくは7/12に行われる「みちのくトラウトフェスティバル」に持参できるかもしれないのでディスプラウトブースによってみて下さい。