スタッフの森田です。
トラキントライアル戦が終了となりましたね。
今シーズンエキスパートに上がられた方々おめでとう御座います。
更なる上「マイスター」を目指して頑張って下さい。
そして惜しくも上がる事の出来なかった方々、また一緒に頑張りましょう。
今年のトラキントライアル戦と地方予選は沢山のドラマがあり、とても楽しく、かつとても厳しい大会だったと思います。
そして、その厳しい状況で上がるべくして上がられた選手の人達は流石としか言いようがありません。
日頃の腕前は然ることながら、大会というプレッシャーのかかる場面での圧倒的な強さにはシビレました。
当社オフィシャルモニター小林氏も決勝では実力を出し切りエキスパートに上がる事ができ、とても嬉しい結果となりました。
多分、皆さんもお知り合いが上がられた時は同じ気持ちでしょう。
そんな事を踏まえて東山湖戦のエピソード。
我がディスプラチームでは私と梶山氏がトライアル戦に参加しています。
地方予選ムカイカップから始まり平谷湖、白河、加賀、そして各地方の地方予選と参加して、ついに最後の東山湖戦を迎える事となりました。
前日から一緒にプラを行い、2人で情報交換をし、明日の戦略をお互いに答え合わせしながら大会を迎える事となりました。
そして大会当日
開会式が終わり、釣座を決めるクジ引きに並んでいると、梶山氏が今日の天候や水温など色々と教えてくれます。
梶山氏はホームである東山湖には自信があり「ここで決めてやるぞ」という意気込みが伝わってきます。
梶山氏が先にクジを引きます。
そして私もクジを引きます。
箱の中を大きく3回かき混ぜて指先で2枚選び、そのうちの1枚を選びました。
梶山氏とお互い場所の確認をします。
梶山: 森田さんはどの辺ですか?
森田: レストラン前のあたりだと思います。
梶山: 奇遇ですね。私もレストラン前近くですよ
森田: ちなみに梶山さんは何番ですか?
梶山: この番号です。
・・・・・・・・・・・・・・・!?
梶山: ・・・・・・・・・対戦相手ですね。
森田: ・・・・・・・・ マジですか?
・・・・・・・・・・・・・・・
そうです
1回戦からチームメイト対決です。
二人ともB組のため、まずは審判を務めます。
審判の準備をしていると、応援に来ていた清水栄次氏から携帯に着信。
清水: ねぇ対戦相手ダレ?
森田: ・・・・梶山さんです。
清水: ・・・・・・・・・・・・・!
森田: ・・・・・・・・・・・・・
清水: 何やってんの?
なんで270人もいるのに2人が対戦相手なのよ・・・
ま、頑張ってね
と流石に応援する気が無くなったのか、それとも見離されたのかはわかりませんが、孤独な我々としてはお互い手を抜かずに対戦しょうと心に決めた時でした。
「なんでなんだろう?」
「ありえない」
気まずいムードMAXでお互いにつぶやきながら審判をしていると、通りがかる人達が違和感に気付いて聞いてきます。
「え、2人で対戦するの?」
それに答えるたびに皆さん笑顔になってくれました。
二人の白熱?のバトルは次回に持ち越しです(笑)