REPORT

高田能史の呟きレポートvol.80「くすぶる思いと開発魂・・・!」

皆様、桜も咲き終わり過ごしやすい気候となりましたが、いかがお過ごしでしょうか?

僕はというと、燃え尽き症候群?的な毎日ではありますがトーナメンターあるあるな、トラウトキング選手権エキスパート部門が終了し、集中の糸が「プツンと切れ」た感じであり思い出す事は今期の成績・・・・・そうです成績を見つめ直す日々を送っております。

第1戦 大芦川 3回戦敗退 

第2戦 東山湖 3回戦敗退

そして、第3戦の最終戦は残念ながら初戦敗退という結果となりました。

経験と実績と力の全てを出し切って挑む?と言うより「もがき苦しみながら」の展開でしたが、結果は残酷です。合計は190ポイントでしたので、残留もありませんので、また一からの出直しとなります。ただ悔やまれるのは「イーグルプレーヤー50slim/GJ」と言う最高の武器を手にしながらも他の選手達に真っ向勝負が挑めなかった事です。練習はしました・・・・自分なりに考えて時間をかけて練習しました。しかし、なぜか「心の中でGJ勝負にならない事」を願っていた様な気がします。案の定、第2戦の東山湖以外ではGJは大会のトリガーとなり大活躍していました。

本来なら、僕がGJでマイスターを獲るシナリオを用意してくれたサポートメーカーのDAYSPROUTに「GJで活躍して恩返し」しなくてはならない今エキスパート戦のはずでしたが、力不足でした。しかし、他の選手達のGJでの攻防は凄かった・・・・。僕も練習しましたが皆さんも半端ない練習をして挑んだエキスパート戦だと思います。本来 以前から存在したい浮上系ミノーの釣りのはずがGJの発売と共に別の扉が開き「GJで獲る方が効率が良い」と気がついた選手達がとにかく強いの一言! 第3戦の醒ヶ井での決勝やマイスター決めのサドンでも惜しげもなくGJで戦う選手達には迷いなくGJを使い挑み結果を出していました。素晴らしいの一言につきます。この場を借りてマイスターを獲得した3名の選手の皆さん「マイスター獲得おめでとうございます」(^^)v

さてエキスパート戦はこれで一区切りですが私にはまだ重要な任務が残っております!

それはズバりルアー開発テスト! 春の東山湖にGO!

トーナメントシーズン中は中々出来ないですが、この4月から次期ルアーリリースに向けて全力投球していきます(^^)

今回テストするのは「ベルオーガ」

しかもピコシリーズサイズのベルオーガです(^^)

みなさん待ちくたびれたでしょ~

圧倒的集魚力と多様パターンが使えるベルオーガですが、シルエットによる反応の違いも以前から感じていましたので、ピコベルオーガ(仮名)を開発し、更なるボトム攻略をしたいわけです(^^)     ベルオーガのピコバージョンを作ったら・・・というワクワク感が苦労を超えていますが、膨大なサンプルの中から1つの正解を導き出すのはマジで大変です。ベルオーガを作るときは泣きを入れましたからね。違いはシルエットだけではなく、ピコベルオーガはジョイントではなく、一体型を予定していますのでアクションにも違いが出ます。ボディーサイズが小さいので従来のベルオーガのようなボディー浮力を生かすより、一体型の機敏なアクションで開発を進める方向ですがこの頭で想像しているアクションがこのシルエットでどう出せるか・・・

いやはや腕がなりますな(笑)

この前は東山湖FAさんでウエイト違いによる姿勢とアクションチェックをしました。このタイプに求めることは決めてあるので、修正サンプルがどうなっているか今から楽しみです。既存のベルオーガより軽量になるはずですので、βマグナム62ULでも扱いやすくなるはずです。

しかし、ルアー作りは奥が深いよなぁ(笑)  ちなみに御殿場でルアーテストした翌日は滋賀県へ!自分でもよく移動するなと思いますが、醒ヶ井養鱒場の模様は次回記事をお楽しみにということで。

では、またフィールドでお会いしましょう♪

マグナム高田でした。