REPORT

[ネイティブスタッフ]三浦大知 あるべき姿の自分に戻る素敵な渓流レポートVOL.04

北海道釣行レポート

こんにちは。今回は6月下旬に北海道へ釣行した際の様子をレポートします。

北海道への釣行は昨年に続いて2回目。昨年は7月初旬に訪れ、目標だった50cmオーバーのワイルドレインボーをはじめ、良型のニジマスを複数キャッチすることができました。今年もそんな出会いを期待しながら北海道へ向かいました。

 

釣行スケジュール

今回の日程は移動を含めて1週間。

昨年が初めての北海道だったので、今回はあえて前年に釣ったエリアには入らず、新規エリアの開拓をテーマにしました。

今回も単独釣行。初めての土地なので、釣り場だけでなく駐車場所や退渓ポイントもすべて自分で探しながらの釣行です。

1日目

移動・宿へチェックイン・ポイントの下見。

事前に地図でエリアは確認していましたが、実際に川を見なければ雰囲気は分かりません。気になった河川を見て回り、駐車場所や退渓ルートなどを確認。この日は翌日以降の準備に徹し、釣りは行いませんでした。

2日目以降

朝夕はヒグマをはじめとした野生動物との遭遇リスクが高いため、早朝は避けて日が高くなってからスタート。16時頃には釣りを切り上げ、その後は翌日のポイントを下見する時間に充てました。

北海道の夏は本州より日照時間が約50分長く、19時を過ぎても明るいですが、安全面も考慮して早めの行動を心掛けました。

今回は日程に余裕があったこともあり、かなり広範囲を見て回ったため、1週間で相当な距離を走ることになりました。

1日目

前日から目を付けていた小規模支流へ。

開始早々、良型のアメマスと出会うことができました。

タックルは本州で使用しているものと同じ。

本州・北海道を問わず、渓流アップストリームではこの組み合わせを信頼しています。

「何日かかけて出会えればいいな」と思っていた良型アメマスに初日から出会えたことは本当に感激でした。

本州ならイワナを狙うような規模の渓流で、こんな魚が飛び出してくるのだから北海道は本当に夢があります。

さらに50~60cmクラスも2本確認。そのうち1本はバイトまで持ち込めたもののフッキングせず…。悔しい結果でしたが、北海道のポテンシャルを十分に感じることができました。

大型はキャッチできませんでしたが、40cm前後を数本、それ以下のサイズも数多くキャッチでき、初日としては最高のスタートとなりました。

しかし帰り道にはヒグマの糞を発見。

前日の下見でも近くでヒグマを見ていたため、このエリアはこの日限りで終了としました。

2日目

この日は本流と支流を回る予定でした。

ところが朝、支流へ向かう途中の道路脇の牧草地で再びヒグマを目撃。

至近距離で遭遇しなければ襲われる可能性は低いとは思いますが、わざわざいると分かっている場所へ行く理由はありません。

予定していた支流は断念しました。

本流では小型のアメマスが数匹のみ。

午後は別エリアを見て回りましたが、水量が少なく期待していた雰囲気ではなく、結果的にほぼドライブで終了。

遠征ではよくあることですが、「釣れないことが分かる」のも大切な情報です。

この日でかなり有望なエリアを絞り込むことができました。

3日目

翌日からダブル台風接近による雨予報。

状況が一変する前の、この日が勝負だと感じていました。

朝一のポイントでは良型アメマスが連発。

40cm前後の魚が複数で着いているようで、立て続けにパワフルなファイトを楽しめました。

この日は規模の大きな渓流だったため、新発売の「ラーカムア61S」をメインに使用。

リーダーも1.5号から2号へ変更しました。

「ラーカムア61S」を選んだ理由

  • 大きな渓流でもしっかりレンジを入れられる
  • サイズ・ウェイトアップによるアピール力向上
  • 小型魚をある程度避けられる
  • 大きなフックを使用でき、大型にも安心してフッキングできる
  • アメマスやサクラマスとのファイトで傷んだリーダー交換を減らせる

ロッド・リール・PEラインはそのまま。

「アークトゥルスウォーター51M」なら「61S」もシングルハンドで快適に扱え、不満はまったくありませんでした。

その後も反応が続き、ついに今回一番狙っていた魚と出会います。

厳つい顔付きの大型アメマス。

昨年はニジマス中心だったため、今年は大型アメマスとの出会いを目標にしていました。

北海道へ来て4日目、少しずつ正解へ近づいてきた過程も含め、本当に嬉しい1本でした。

その後は大型レインボーを一度バラしてポイントを移動。

午後のポイントでも開始早々…

こちらも50cmクラスの大型アメマス。

先ほどとは対照的に丸みのある顔付きで、おそらくメスでしょう。

この日は目標を達成できた喜びもあり、夜は焼肉で締めくくりました。

4日目

夜中から雨。

ダブル台風の影響もあり、河川は増水傾向。

増水だけでなく、雨の日はヒグマとの遭遇リスクも高くなるため、無理はせず予定を変更して湖へ向かいました。

釣果はありませんでしたが、

  • 新たに良さそうな川を発見
  • 湖畔でヒグマ研究をされている方と出会い、多くの貴重な話を聞けた

という大きな収穫がありました。

メディアだけでは分からない情報も多く、北海道へ行かれる方には「ヒグマノート・ヒグマの会」をぜひ一度見ていただきたいと思います。

5日目

まだ不安定な天候。

3日目に反応の良かったエリアへ戻る選択肢もありましたが、「せっかく北海道へ来たのだから新しい場所を見たい」という思いから、前日に偶然見つけたエリアへ賭けることにしました。

結果は見事な大外れ。

しかし「あそこを見ておけば良かった」という後悔は残らず、気持ちはすっきり。

最後は3日目のエリア近くの小渓流へ入り、小型中心でしたが新発売の「アウトプットベイト」で楽しみました。

※動画はInstagramへアップしています。

最終日(6日目)

天候は依然として不安定。

半日勝負を想定し、新しいポイントへ入りました。

開始早々、推定50cmオーバーの大型イワナをキャッチ。

しかしネットから出した瞬間に逃げられてしまい、写真はありません…。

動画はInstagramへアップしています。

ヒットルアーは「ラーカムア50HS」

その後、水深のある流れへ入ったタイミングで「61S」へチェンジ。

すると…

狙い続けていた巨大なワイルドレインボー。

最終日にようやくたどり着いた1本でした。

暴力的ともいえるファイトは忘れられません。

「ラーカムア61S」をしっかり咥えていたこともあり、信頼するタックルで安心してやり取りすることができました。

さらに釣り上がると…

再び50cmクラスのワイルドレインボー。

幅広で銀毛の強い魚体が何度もジャンプするファイトは最高でした。

この日はその後も40cm台のレインボーや良型イワナを追加。

しかし予報どおり雨脚が強まり、水量も増えてきたため、安全を最優先して納竿としました。

十分すぎる釣果に恵まれ、大満足で北海道遠征を締めくくることができました。

おわりに

かなり駆け足のレポートとなりましたが、今回の北海道釣行の様子を紹介しました。

他にもエピソードやルアーの使い方など、まだまだ紹介したいことはたくさんありますが、それはまた別の機会にお話しできればと思います。

北海道は、トラウトアングラーなら誰もが憧れるフィールドです。

初めて訪れる方はヒグマなど野生動物への不安もあると思いますが、山奥へ入らなくても、街中や道路沿いの河川でも十分に素晴らしい釣りが楽しめます。

私自身も、山道を長時間歩くような場所ではなく、車を停めて安全に退渓できるポイントを中心に釣行しました。

初めての土地では、場所も情報も経験もなく不安になるものです。

しかし、誰でも最初は初心者ですし、「情報」や「実績」はあくまで過去のもの。

大切なのは、その日の状況を見ながら「今、一番良さそうな場所」を探していくことだと思います。

もちろん、安全対策やレギュレーションについては事前にしっかり確認し、万全の準備で臨みましょう。

次に北海道を訪れるときは、どんな魚と出会えるのか。

今から楽しみでなりません。

皆さんもぜひ、北海道のフィールドへチャレンジしてみてはいかがでしょうか。