REPORT

総合プロデューサーであり開発者でもある【森田純也プロ】ラインについてのお話です(^^)v

ライン・・・・・・

エリアトラウトフィッシングにおいて現在 使用されているのは4タイプ「ディスプラウトもラインナップ済み」

① ナイロンライン「テレメトリーナイロン」

② フロロライン 「テレメトリーフロロ」

③ PEライン 「テレメトリーPE」

④ エステルライン 「テレメトリーエステル」

となっています。近年ではエステルラインの使用者も増え、DAYSPROUTでもテレメトリーラインシリーズ中で最も販売実績があるのも

「テレメトリーエステル」となっています。

因みに、ご存じな方もいられると思いますが、現在は新PEラインとエステルライン「色付き」のテストを長期に渡りおこなっています。ナイロンラインとフロロラインは現状ではその仕上がりに満足していますが、PEラインに関しては時代の流れからも新タイプが必要と判断して取り掛かっていますが分散化されるご意見や使用感と照らし合わせてサンプルを用意して試していますがまだまだ時間が必要です。そして、エステルの「色付き追加」・・・・・! こちらもあらゆる色を試し検討中ですがほぼ決定できる段階となりましたのでご紹介いたします(^^)v

その前に、エステルラインで色付きが必要なのか?と言う疑問を持たれる方も多いと思います。ラインはクリアーが一番  色付きは釣れなくなる・・・・ なんて意見も聞こえてきますが・・・・ことボトムのエステルを多用すると「やはり見えやすい方が良い」と常日頃から思うしだいです。シェイクやズル引き「常にテンションがかかっているアプローチ」ではあまり感じませんが、バンピングに関してはどうしてもラインスラッグを見なければ微妙なアタリがわからないからです。

そこで、試した色は下記となります。

① クリアーイエロー

② ソリッドイエロー

③ クリアーオレンジ

④ ソリッドオレンジ

⑤ クリアーピンク

⑥ ソリッドピンク

ん~正直 この色を試していてあまり魅力を感じません。それは、既に他社にある色でありおまけに色=釣れない的な感じがいなめません。人間にも見やすい色は魚に見やすい・・・・・。昔 誰かが言っていました(笑) その証拠に実際はクリアーも魚には見えていると思います。「クリアーカラーのプラグにも高反応する時もありますし良く釣れます」。そんな中、工場が新たに送ってきたカラーラインは・・・・・

クリアーレッド

早速 テストしてみましたが ズバリ 採用 (^^)v クリアーレッドは空中でのアピールと水中でのアピールが同じくらい微妙な感じだからです。つまり「見せすぎず見えにくい」 すなわち、使いやすいのです。調べてみると、他社では海用のエステルラインで発売されていますが、その内容は「暗闇で白ライトで照らすと見えやすい」が売りの様です。なるほど、でも管理釣り場はほぼ昼間の釣り・・・しかし、驚いたのは目まぐるしく変わる天候の時でもラインの存在が適度に解ることです。

いいですか ここが大事なキーワード

「ラインの存在が適度に解る」ことと「ラインが見えること」とは大きな違いがあります。

クリアーレッドだと自然に溶け込む調和もあり常に視界にラインがある感じではなくラインに集中したい時にラインの存在が解る・・・・ボトム以外でもマイクロスプーンなどでの巻きの釣りにおいてもラインの潜入角度やスプーンが泳ぐレンジなどが理解しやすくなります。

この テレメトリーエステル 

                  その名も「バイオレンスレッド」

は秋のシーズインまでには発売できると思います。

 

開発担当 森田純也