REPORT

[トーナメントレポート]内田誠Vol.1 トラキントライアル第一戦平谷湖

オフィシャルモニターの内田誠です。
トラウトキング選手権トライアル第1戦平谷湖に出場してきましたレポートをお伝えいたします。

昨年度のトラキンは幾度となく決勝まで進むが、最後のハードルが高くエキスパートへの切符は遠のいてしまいました。その悔しさをバネに体力&メンタル面での強化もしました。

時間があれば平谷湖に行きプラクティスも重ねて不安要素を取り除いての状態を作り上げ迷いのない戦略と準備万端で望むことを課題にしました。
とにかく今回は「初戦で決める」と自分に言い聞かせながら・・・・・・

今回の大会で心がけたことは3つ・・・・
・プラパターンで見つけた事をブレずにやり抜く!
・平谷湖に合わせた完璧なタックルセッティングで挑む事!!
・すべてに対して迷わない試合運び!!

そして大会当日、見事にすべてが当てはまる結果となりました。
1回戦から決勝まで集中力を保ちながら事前に決めたプランをこなし信じてやり続けて目標どおり初戦でエキスパートの権利を獲得することができました。

MVPロッド
普段はマグナムロッドかテレメトリー62で攻略するのですが、平谷湖の鱒の特徴を事前に理解していたのとエクスタン511フォースプライムにしたところ、ワンテンポ合わせが遅れてもオートマチックにフッキングすることも事前調査で実証済でした。
トーナメントの痺れる緊迫の状況で確実にキャッチできるセッティングとなりました。

MVP ルアー
なんと言ってもプロト放流スプーンです。
多く開催される大会の中で唯一プロトを実戦できる大会がトライアル戦となります。初めて渡され使ったのが今年の夏のことでした。いくつもの釣り場で試しその釣果は歴然。使いやすさ、飛距離、絶対的な魚に対してのアピールと集魚力でしたので早く大会で使ってみたかったのが正直な話です。
毎回トーナメントでは必ずと言って良いほど放流がつきものです。そこで絶対釣り負けない!!そんなルアーを開発してもらい結果へと繋がりました。

ワンポイントアドバイス
プロトの放流スプーンとエクスタン511フォースプライムにテレメトリーPE セッティング(前日の春蔵さんと同じセッティング)が上手くハマり、超高感度セッテイングによる状況変化からの見切りが非常に解り易く、次の一手へと移行できたと思います。セカンドロッドはエクスタンΓカウンターで柔軟に魚との対話をしてこれまた確実度をアップさせました。

結果 エキスパートを初戦で決めることが出来ました。

まとめ
目標達成には、モチベーション、意気込み色々あるとは思いますが、小さい事でもマイナスを無くす事で自信に繋がると思います。
その全ての集合体が結果にあらわれるのかと…腕に自信がある人は沢山います。しかし、道具の個性に自分をアジャストさせる人はあまりいないと思います。

時に越えられない壁が立ちふさがった時は私の様に「道具のポテンシャルを引き出す」という考え方もアリだと思います。その点、ディスプラウト商品はロッドを初め、個性豊かな商品ラインナップとなっています。「このロッドは自分に合わない」ではなく合わせる努力も時には必要であり、新しいスタイルが生まれる可能性もあると思います。
道具に頼る……それもいいと思いませんか?

最後に、今回の大会スタッフの方々や参加選手の皆さん、大変お疲れ様でした。
そして、おめでとうと声を掛けて頂いた方々には本当にありがたく思いました。

次なるステージの目標は「エキスパート戦」です。苦労して辿り着いた道のりですので全力で凄腕の選手達に挑みたいと思います。

内田 誠